2012年4月28日土曜日

ブログ再開します!ごめんなさい

1年ぶりにブログを再開することにしました。
1年間サボりにサボって、本当にごめんなさい。まずは言い訳から(笑)。

2010年10月に東京に転勤して、経営企画の仕事を始めました。昨年1年間は会社の経営・統治・業務執行機構の大改革があり、それを特命で受けていて没頭していた関係で、まったくブログを書くことができませんでした。組織設計からそれに伴う規程類の整備、報酬設計などすべてにかかわっていました。

それに役員と上級幹部の研修企画と講師(研修支援です)、下期は会社の全役職者(組織の長=部課長クラス)の研修企画・支援・講師の仕事も降ってきて、それに加えて、M&A案件支援などもあって、FacebookやTwitterをやるのが精一杯の状況が続いていました。

そんなこんなで読んだ本はほんのすこしでした。今年は、 特命は終わったし、ちょっと余裕が出てきそうなので、本も精一杯読んでいくつもりです。また、昨年の後半から会社のゴルフの誘いも出てきました。神戸MBAを目指した2007年12月に、自分が好きなものを断つことで決意を固めようと、ゴルフ断ちをしました。MBA時代はゴルフをする余裕(時間的にも金銭的にも)などなく、それから2011年の冬になる4年間、ゴルフをまったくすることがありませんでした。

しかし、忙中閑あり、オフシーズンだったこともあって、ゴルフの誘いを受けてやってしまうと、それまではまったくなんともなかったのに、一度やると禁煙の後のたばこのようなもので、やりたい思いが募ります。ちょっと余裕が出てきていることもあるので、これからはゴルフも少しずつやっていこうと思います。そこで、今日は読書の話題ではなく、ゴルフの話題を少しやります。

2011年にゴルフに行きだして、一番最初に感じたのがクラブの古さです。もともとアイアンはBen Hoga Apex Plusという90年代後半(息子が生まれた年に買ったので1999年)のクラブでした。ドライバーも何もかも古かったわけですが、それを4ヶ月ほどかけて一新しました。といっても、すべて中古屋で中古の型落ち品をそろえています。先週やっとパターまでそろえたので、クラブについて書いてみます。

Driver
古いドライバーは、SYB Prelity Type Rの10度。シャフトはフジクラSpeeder 661(S)、44.5inでした。これは日本に帰ってきてすぐに豊中のミリオンゴルフ(もうつぶれてしまった・・・・)で中古を購入したもので、よく飛んでくれましたが非常に難しいヘッドではありました。曲げ始めると大変なクラブで、そのせいかほとんど使わなくなっていて、後述するユーティリティをつかってティーショットしているぐらいでした。
新しいドラは、Titleist 909 D3 10.5 Deg、シャフトは三菱ディアマナKai'li 70のS、長さは44.75inの特注品です。もともとアメリカ時代はTitleist 975D (10.5 Deg, Lightweight Head, EI70 S)を愛用していたこともあって、タイトリストは好きなクラブメーカーです。東京の中古クラブ屋さんを検索して、ちょっと凝っているクラブを置いている「ゴルフエフォート新橋店」さんでクラブを見ていて、このクラブを見つけました。「クラブが短いし、傷もあるので安い」というので、買ってしまいました。できるだけ曲げずに正確に打ちたいほうで、短いドライバーが好きで、クラブの顔もいいし、ワッグルしていい感じだったので、フィーリングで買って大成功でした。昔のクラブに比べて打ちやすいし、220~230ヤードぐらいはキャリーでフェード気味(持ち玉です)に飛んでくれます。友人のクラブを借りてもこれ以上飛ばないのであきらめています。

Fairway Woods
古いのは、Callaway Big Bertha Warbirdの4+とHeavenwood(7W)、シャフトはTrue TemperのEI-70(S)でした。これはアメリカに駐在中にSeattleのPuetzというゴルフショップ(レンジ併設)で安売りしていたのを買ったのはよかったのですが、シャフトがやわらかすぎてリシャフトを進められてリシャフトしたものでした。もともとフェアウェイウッドが大好きで、Titleist PT PT 15(スルーボアなし、タイガー仕様のオリジナル)、PT24、そのほか976F(15度でDGS300が刺さっていました)、Cleveland Launcherなどなど様々なFWを使ってきました。ティーショットから転がしアプローチまでなんにでも使うぐらいFW好きです。
しかし、今見るとあまりにも古いので、これまた「ゴルフエフォート」さんで、Titleist 906F4の15.5度と18.5度、シャフトは三菱ディアマナS83のSがペアであったので、迷いに迷った末にこれを買いました。長さはそれぞれ43.5と42.75です。ハードなスペックに見えますが、これがすこぶる調子がいいです。両方とも高めの弾道で、若干フェードします。3Wのキャリーがおそらく200yd、5Wはおそらく190ydぐらいと思いますが、非常にコンスタントです。怪我せずに攻められます。

Utility
アメリカから帰ってきたときに買ったフォーティーンのHI-660は、2Iと3I(両方ともDGS300)を持っていて、2Iはティーショット専用になっていたのですが、FWの調子がいいので、両方とも必要なくなってしまいました。その代わりに、この2本を下取りに出して、同じHI-660の4I(NS950のS)を買いました。 これを使っています。180ydぐらいキャリーで飛びますが、どちらかというと若干玉が散ります。

Irons
アイアンは、ヨメハンが日本に帰国していたときにこそっと買ったBen HoganのApex Plus(シャフトはApexの4番、#3I~PW(E)とPS(F))を長らく使っていました。難しいクラブでしたが、芯を食ったときにすばらしいフィーリングだったのですが、4年ぶりに引きずり出すとまったく打てていませんでした。そこで、クラブを探し始めました。
今年の1月、ゴルフパートナーの宝町店で何気なくクラブを見ていると、MizunoのJPX800の日本仕様とJPX800Proの米国仕様、それとMP68がありました。MPのマッスルは憧れのクラブですが、ベンホーガンのハーフキャビティーで苦労しているのに無理。JP800はクラブヘッドが大きすぎ。JPX800PROの北米仕様がちょうどの大きさで、キャビティーも深くて、よさそうでした。それよりなにより、NS950が付いたクラブはちょっと軽すぎですが、JPX800Proがちょうどいい重さでした。車夫とは、KBS Tour 90というちょっと珍しいシャフトでちょうどいい重さでした。DGS300やApex4番に比べて若干柔らかい感じですが、ちょうどいいフィーリングで、NSよりも粘る感じで非常にいいです。
ライとロフトは、工房できちんとチェックしてもらおうと思って、調べていたら「ゴルフ五鉄」という両国の工房を見つけました。チョイスやゴルフダイジェストオンラインなんかにも寄稿が出てくる有名なクラフトマンです。この方に見てもらってあわせてもらっています。

Iron/Length/Loft/Lie/Balance
5I/38.0/26/60.5/D2
6I/37.5/30/61.0/D1.5
7I/37.0/34/61.5/D1.5
8I/36.5/38/62.0/D1.5
9I/36.0/42/62.5/D1.5
PW/35.5/46/63.0/D1.5
GW/35.5/50/63.0/D2.5

最初の計測で、スペックのあまりのばらつきにめまいがしました。ロフトとライをきちんとあわせてもらうと精神安定上非常によろしいです。昔のロフトの基準で言うと、1番手違いますね(たとえば今のアイアンの5Iは昔の4Iと同じです)。私は身長168cmですので、6Iがちょうど昔の5Iのスペックです。家にあるPowerbiltのScotch Bladeがこういうスペックですね。もしかするとライはもう少し寝かせてもらってもいいのかもしれませんが、今のところのボールフライト(軽いフェード)ではまったく問題なさそうです。7Iのキャリーで140ぐらい、上下10ヤード刻みぐらいで安定していますが飛びません。それでも打った感触も非常にいいですし、計算できるクラブと思います。

Wedge
10年以上使っているCleveland REG 588 56Deg RTGもありますが、アイアンをミズノにしたので、ウェッジもミズノにしようと思って探していました。
そこで、またもや「エフォート」さんで探し出しました。ミズノT-11です。
SW/35.5/56/63.0/D3.0 Bounceは13度で、これはDGです。
このウェッジに組み合わせているのはなんとチッパーです。チッパーと最初は馬鹿にされますが、ハーフが終わるころには馬鹿にした人たちは無言になります。ClevelandのNiblickを新橋のゴルフパラダイスで購入して使っています。ロフトが37度なので、30ヤードよりも内側であれば転がしでワンパット圏内についてきます。 単にウェッジが下手なだけですが、ショートゲームは重要で、転がしアプローチが基本ですので、重宝しています。

ところが、御徒町のコトブキゴルフをのぞいていると、特注のT-11の3本セットが中古で出ていました。50度、54度、58度で、シャフトはウェッジ専用のKBS Tour Hi-Rev 125で、養老特注のAssembled in Japanのレーザー刻印入りです。買うか買わないか迷いに迷って、次の日に3本全部お買い上げの気持ちで買いに行くと、50度はなくなっていました。
SW/35.5/54/63/D1(Bounce 09度)、それと35.5/58/63/D1(Bounce 10度)です。ゴルフ五鉄の高野さんに計測してもらうと、ライとロフトは数値どおりでぴったりでした。これは練習場で使い込んで、非常によい結果が出ているのですが、この2本を投入するとチッパーを抜かなければならず、非常に迷っています。

Putter
パターはゴルフを始めたときに買ったOld Ping Anser(ダブルRの068モデル)を32.5inにシャフトをカットして、キャビティー部分に鉛を40グラム詰め込んでいるスペシャル仕様です。すでに20年以上使っていて、物品税の緑のシールが貼ってあったのですが、擦り切れてしまいました。よく入るのでこれ以外に買うことはないと思っていました。
しかし、エフォートさんでクラブを眺めていると、32インチのクラブが目に入りました。腕を伸ばして振り子でしっかりと振っていくタイプなので、短いパターがすきなのです。構えてみるとソールがしっくりときて、若干重めなので振りやすい。これがPing Redwood Anserの32インチ日本組み立てモデルでした。エフォートがセールをしていて、ポイントを使うと、新品のときに42,000円のパターが11,000円ほどで手に入る。マスターズのバッバワトソンも使っているパターで、傷もそれほどなく、思いっきり迷っていたのですが、先日エフォートさんに行くとまだありました。運命と思って買いました。家のパターマットの印象ですが、非常にいい感じです。

Bag
Bagは15年ぐらいTitleistのバックパックモデルを使っていましたが、バッグを支えるグラファイトの支柱がおれてスタンドがまったく機能しなくなってしまいました。ですから昔からほしかったPingのHooferに新調しました。使いやすいですね。

Ball
ボールは、ロストボールでいろんな銘柄を試してみた結果、Titleist Pro V-1xにしました。飛ぶけど案外やわらかいところが気に入っています。Pro V-1はパターのフィーリングが抜群でしたが、表面がすぐに擦れてしまう印象で、V-1xは耐久性が少しだけでも高そうだったのも決め手です。

写真は今度アップしますね。