2010年2月28日日曜日

Mulberryのシステム手帳

読書も大切なんですが、自分の愛用品も少しずつBlogに書いていきます。今日は、システム手帳です。

入社したころから、システム手帳を使い続けています。
今使っているのは、MulberryのA5サイズを改造したものです。
1993年ごろ、当時はLondonに駐在していて、Filofaxのバイブルサイズを使っていました。嫁はんがMulberryの大ファンで、Chilcomptonのファクトリーショップに行ったときに、この手帳を見つけました。深いグリーンのA5サイズで、見た途端に「お買い上げ」でした。大きめの手帳がほしかったので、ちょうどよかったのです。その後、飛行機で移動中に万年筆のインクが漏れて、色が付いてしまってから、またFilofaxに逆戻りして、何度か行き来しています。

このMulberryが復活したのは、2003年にSeattle駐在から帰国して人事部に配属になってからです。人事で会議が多くなったのを機会に、A5のシステム手帳の購入を検討していたときに、思い出したのです。

ただ、MulberryのA5のシステム手帳のリングが特殊で、パンチホールの位置がFilofaxなどと異なり、A5なのにバイブルサイズと同じ間隔でパンチホールが開いています。これだと使えるリフィルがMulberryだけになる。といって、リングを変えてしまうとMulberryのリフィルが使えない。日本で入手が困難なこともあり、Filofaxを買おうかと思っていたそんなときに、Krauseのリングを東急ハンズで見かけたので、リングを自分で入れ替えました。Mulberryのリフィルを捨てて、自分の気に入ったリフィルを使えるようになってから、この7年ほどこの手帳を使っています。

A5だとA4を縮小していろいろな資料を挟めるので助かります。私の場合は、仕事で欠かせない資料を縮小印刷したものと、とダイアリー(Bindexの「週間ダイアリー2」)、BindexのA5-436(太罫ノート)、それとカードフォルダーを入れています。

写真は後日UPします。

ニコマコス倫理学

先日、紀伊国屋でぶらぶらしていたときに、ふと見つけて衝動買いした一冊です。


アリストテレス(2002)『ニコマコス倫理学』(朴一功訳). 京都大学学術出版会

実は、岩波の2冊も持っているんですが、これを立ち読みして、平易な訳と充実した脚注にちょっと感動して、買ってしまいました。5千円弱する本ですが、これはなかなか価値があります。昨日27日から読み始めました。

なぜ、ニコ倫なのか。
悩み事があると、本屋に行くのが私の習慣です。知人や会社の同僚などと会う確率が低く、あれだけの人がいるのに、一人っきりになれる空間。ざわざわしているのに静かな空間。いろいろな本を眺めて、手にとって・・・・。自分にとっては貴重な息抜きの場所です。
最近、家族の在り方を考え直す必要があるな、と感じることが多く、先日紀伊国屋の哲学コーナーで何気なしに本を眺めていました。そこで何気なしにとった一冊。これでした。

読み終わったらまた報告します。

2010年2月18日木曜日

会議が忙しすぎて本が読めておりません。今から仮眠します・・・

2010年2月17日水曜日

失敗の本質

いま、昨年9月に執筆した学位論文をワーキングペーパーという形で発表するために、若干の手直しを加えています。統計作業も終わって、先生からはOKが出ています。あとは細かい修正や最終調整をやっています。近日中に大学に提出すれば公開されます。
東京出張からの帰りの新幹線の中でその作業をやって、名古屋からは疲れてしまったので、本を読んでいました。

さて、今日の本は戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾孝夫・村井友秀・野中郁次郎(1984)『失敗の本質:日本軍の組織論的研究』, ダイヤモンド社。です。

日本軍が日清・日露戦争の古い成功体験から最後まで抜け出せず、革新的な作戦行動も古いパラダイムに縛られてしまうことを教えてくれる。いつ読んでも、自分の会社に投影してしまって、暗澹たる気持ちになってしまう反面、反省する材料も与えてくれる。ときどき読み返しています。

2010年2月14日日曜日

MBA論文審査会

昨日は、私が修了した大学のMBAの論文審査会があり、行ってきました。
学生の発表(10分)の後で、先生方が発表に対する質問をされるのですが、それがなかなか鋭い。
仕事とは違って、脳の違うところを使うせいか、不思議とストレス解消になります。
それで今朝、自分の発表した時の資料を出して眺めていると、あのときの緊張がよみがえってきました。

プレゼンは10分で、時間オーバーせずなんとかあがりながらもこなしたのですが、その後の先生方からご下問。副査の先生は、お二人とも大御所。一人目の先生からは、先行文献レビューおほめいただきましたが、「この理論って、ほんまと思う?」とやんわり言われたときに緊張し始めました。なんとか切り抜けた後、次の先生。「このXXページのフレームワークやけど、矢印がおかしいんとちゃうか?」、「交互作用項は理解してやってるか?」とも。つまり、組立てがおかしいといわれているに等しい。「もっと勉強します、ありがとうございます」としかいえず・・・・。

あとで考えてみると、そこまで読み込んでくださったのだと思うと、ちょっと感動でした。サーベイ(アーカイバルデータ)と定性(インタビュー中心)の二本立てで進めていましたが、サーベイがうまくいかず、締め切りの3日前から出張が入ったりして、SPSS(統計ソフト)をぎりぎりまでまわしていました。TAには「seatakuさんは論文書かれへんとおもう。いまごろSPSSやもん」なんて言われ続けていましたが、サラリーマンのど根性でなんとかなったようなものです。読み返すと、恥ずかしい限りですが・・・・。

2010年2月11日木曜日

今日からスタート

はじめまして、SEATAKUです。
Blogなるものを初めて作成します。

いままで読んできた本を読み返してみて、感想を書いていこうと思います。