2011年1月4日火曜日

社会科学と信仰と(大塚)読みました

正月に酔った頭で読んだ本です。

ヴェーバーの権威である大塚久雄の講演録のような本です。この本を読んで、ヴェーバーの読み方が少しながら分かった気がします。経営管理を勉強する者としてヴェーバーは絶対に外せない。はっきり言って、総合学力試験は「ヴェーバーの意味」というのがどうしても書けなかったからだと思っている。だからヴェーバーについては読んできたつもりです。大塚先生がいろいろこの本の中で語りかけてくれるが、やはり白眉は「ヴェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」ですね。ヴェーバーをどのように読むべきかを教えてくれる小文です。それと、ヴェーバー研究者としてどのように対峙してきたか、背筋が伸びる本です。ただ、酔ったくれて読む本ではないことだけは確かです。もう一度読んでレポートします。

大塚久雄(1994)『社会科学と信仰と』みすず書房

目次
はしがき
Ⅰ 信仰と社会
Ⅱ 社会科学の基底
Ⅲ 本と人と

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