2010年3月27日土曜日

神戸大学大学院経営学研究科専門職学位課程現代経営学専攻

今日は、わが母校のMBA入学オリエンテーションの日です。
2年前は、自分がその場にいたわけで、うらやましいような気がします。Twitterで知り合った方も、今日入学されるので、本当におめでとうと申し上げたいと思います。

神戸MBAの1年半を駆け抜ける秘訣は、私の師匠がよく言っていた「サラリーマンのど根性」を出すことでしょう。要するに、仕上がりは100%を求めない、納期厳守、絶対にあきらめない。これに尽きると思います。

ありきたりですが、なぜ自分が乗り切れたのか:

(1) 生活を朝型に変える
MBAが始まって、最初のころは、会社から帰ってきてからひと踏ん張りでしたが、1ヶ月もすると、本当にDeflateしてしまいました。そこで、できるだけ残業をやめ、家に帰ってゆっくりして寝るようにしました。朝4時起床、5時半までの1時間半勝負、6時に家を出て7時に出社、なんて生活に変えました。すると、うまくリズムがつかめてきて、勉強ができるようになってきました。
その後、4時起床が定着してきて、睡眠時間の削減に挑みました。結果的には、4時間睡眠で平日は何とかなるようになってきましたが、その代償が授業中の睡眠学習(orz・・・)だったりしました。
しかし、1日3時間程度の勉強時間をひねり出さないとなかなか厳しいので、生活を夜型にすると厳しいです。いまでも3~4時間の睡眠です。

(2) 仲間を作る
私は仲間を作るのがどちらかといえば苦手ですが、神戸MBAならプロジェクトの仲間や、コジケンとか様々な仲間ができます。最終的にはゼミの仲間が一番濃密ですが、その時々の仲間に助けられて山を登る感じがあります。仲間から情報をもらう、仲間に情報を発信する。自分ができることで協力する。会社だといわゆる「フリーライダー」がいますが、不思議とフリーライダーがいないのがMBAのコミュニティでした。自分がフリーライダーだったのでは、と不安になりますが・・・・。

(3) 図書館の徹底活用
神戸大の社会科学系図書館は、経営学・経済学の資料の宝庫です。教科書、参考文献、論文、ジャーナル、新聞、雑誌。いるものはほとんどそろっています。英語の文献は高くて手が出ないのが多いのですが、学校に行けばあります。20冊を2ヶ月借りていられる(夏休み・冬休み期間はもっと長い)ので、教科書から参考文献からなんでも借りて、必要なら自習室のコピー(2000枚まではただ)で必要箇所をコピー。電子ジャーナルになっていない論文も、図書館に学生証を渡して1日だけ借り出し、自習室でコピー。

(4) 節約
本代が一番厳しい。だから図書館ですが、手元にほしい本が絶対に出てきます。そのときには、チケット屋で図書券を買って、生協で1万円以上買うようにしていました。これで15%ぐらいは割引になる勘定です。次に、課外授業の授業料(要するに飲み代)が大変です。そのために私はタバコを止めました。

(5) サラリーマンのど根性
仕事にかける情熱、仕事の仕上がりへのこだわり、納期厳守など、サラリーマンの仕事の進め方がそのまま生かせます。つまり仕事をやるように研究すればなんとかなると思います。

2 件のコメント:

ひろ さんのコメント...

こんにちは。
(4)のチケット屋で図書券を買って、生協で買うという発想はなかったので参考になりました。そうですよね、大学の生協って本でも安く買えるんですよね。生協、懐かしい!!

seataku さんのコメント...

ひろさん

毎度です。
大阪のチケット屋で一番安いのは、梅田の第三ビルのB2の東側通路にあるところです。ここだけ9,540円だったと思います(普通は9,600円ぐらい)。1万円以上は10%引き、未満だと7%です。生協の昼休みはみんながたむろしています。1万円も買えそうになかったら、誰かと一緒に買うのがおしゃれです。
ちなみに、文房具は100均のほうが安いのが多いです(笑)。