三品和広(2010)『戦略暴走:ケース179編から学ぶ経営戦略の落とし穴』東洋経済新報社が5月28日に出版され、さっそく購入しました(また小遣いが・・・・)。
短いケースが179も収められています。三品先生もおっしゃっていますが、社内研修の材料として格好であると思います。以前、若手の研修(というか勉強会)にオブザーバーとして参加してくれという依頼があり、日本語のケースを使った研修をやったことがあります。
伊丹先生の『経営戦略の論理』 にも『ケースブック:経営戦略の論理』という副読本があって、16本のケースが紹介されています。そのときには、ここからとったのではありませんが、ケーススタディで深く考えさせるためには、この程度の分量は最低必要と思っていました。そうなると、ケース自体が一般的なサラリーマン受講者にとっては長く、読みこんでくる余裕がないといった不満がありました。
三品先生の本をざっと眺めたところ、ケース一つ一 つは短いので、3本ぐらい一気に取り組ませることができると感じました。しっかりと取り組ませたうえで、どんどん長いケースにも取り組ませることで、ケーススタディからの学びが深くなると感じます。
これも後ほど精読することにします。
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