東京の仮の住まい(と言いたい!)は日本橋人形町です。元々の希望は恵比寿・中目黒から学芸大学界隈でしたが高いし狭いでギブアップ。六本木はあまりにも高いだろうから、そのあたりのエリアにして アカデミーヒルズに毎日入り浸る生活を夢見ていて、ひそかにそのあたりを狙っていましたが、あまりの現実のひどさにあきらめました。 次は品川界隈。これは空港と新幹線のアクセス重視。何軒か見ましたが、日本橋に何代もお住まいという会社の先輩から、「seatakuちゃん、人形町界隈がいいよ。うちの実家もそうだけど、あのあたりいいお店も多いし、東京だったら食事もお酒も安いほうだし。焼け残りで本当の下町ってのはあのあたりだよ」なんて言われて、東京生まれの先輩はしきりに勧めてくる。同期ぐらいの単身赴任者は、「seataku、やっぱ門仲がええで。飯屋安いしひと駅行ったら打ちっぱなしもあるし」などという。結局不動産屋に何軒も用意させてみて、決めたのが人形町でした。適度な猥雑さと適度な静けさ。確かに名店と言われるお店もあるし、かといってそれほど高くないいいお店も多い。私の実家(堂島、十三、その後服部)や嫁はんの実家(京橋=大阪の)よりも格段にレベルが高い。そこで、人形町に住むことにしました。水天宮に近いほうなので、雰囲気・風情ともに非常にいい感じです。そこで片付けです。
雨降りのある土曜日。JALのポイントでためたWAONがあったので、ジャスコ・イオンに行きたかったが、近所にない。一番近いのがジャスコ南砂店だが、自転車で40分はかかる。雨の晴れ間が1時間ぐらい続いたので、意を決して自転車でジャスコへいく。清洲橋を渡って葛西橋通りまで出てひたすら自転車を東にこぐ。すると持っていた天気が木場公園のあたりで強烈な雨。雨宿りしたけど一向に弱くならず、満を持して家まで強い雨脚のなか戻る。帰り着くと当然のことながらずぶぬれ。その後、電車でいけるイケアまで行って、必要な棚板などを購入。
イケアに行くと、poelse med broed (読み方はペルセ・メ・ブロー、直訳はsausage with bread。oeはoに縦棒です)、いわゆるホットドッグが食べられる。とにかくいつでもペルセが喰いたいぐらい大好きです。ノルウェーだとどこのガソリンスタンドとか空港でも食べられます。スカンジナビア各国にそれぞれのペルセ文化があって、ノルウェーのはもっと太くてぐるぐる回るペルセ焼き(griller poelse)で回っています。しかし日本で本式ペルセが食べられるのはイケアだけです。それでもアイスランドでよくみられるpylsur(発音はピルシュル)の「ゆで」バージョンに近いですが、これがペルセに飢えた自分としてはうまい。1本目はケチャップとマスタードだけでシンプルに。2本目はこれにレリッシュを載せて。3本目はカリカリオニオンを加えたフルコースで。4本目はシンプルに何もつけずに。1本100円ですから、行くと5つぐらい食べてしまいます。私の知る限り、一番うまいペルセは、ノルウェーの寒村、モロイ(Maaloey、 aaはaの上に○、oeはoに縦棒)の港にあるペルセ屋で、さまざまなチョイスの中から選んで食べる。こんなマイナーなことを言っても仕方ない。ここのペルセには比べることはできないが、それでもうまい。
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