2010年9月5日日曜日

経営理論偽りの系譜:マネジメント思想の巨人たちの功罪(フープス)

阪急六甲から六甲道に降りて行く途中に宇仁菅書店という古本屋があります。先日大学に行ったときにふらっと六甲道方面に歩いていたときに見つけて、立ち寄ってみました。哲学、美術、文学などの古本が多い中、経営書も若干は置いています。そこで見つけたのがHoopes, J., (2003) False Prophets: The Gurus Who Created Modern Management and Why their Ideas are Bad for Business Today. Cambridge, MA: Basic Books. 邦訳 ジェームズ・フープス(2006)『経営理論 偽りの系譜:マネジメント思想の巨人たちの功罪』有賀裕子 訳、東洋経済新報社である。 この本で紹介される人物は、経営学上非常に重要な貢献をしていると教わる。実際に至るところでこれらの人物の理論に出会い、そしてまさに「科学的管理法」としての経営学を学ぶ。しかし著者は、それらの「偉人」たちに立ち向かい、公然と批判するのである。このスタンスが非常に気になり、買ってしまった次第である。

積読になっていたのだが、これを今週は読んでみようと思う。ある意味異端の書である。

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