2010年9月29日水曜日

引っ越しの家財

この日曜日に引っ越し荷物を搬出し、27日(月)の昼から搬入しました。
あいにくの雨でしたが、20箱程度なので、1時間もたたずに終了です。持っていったものは本、PC、服、ゴルフ道具、自転車、それと次の住まいは狭いにも関わらず、家を建てたときに嫁はんに思いっきり嫌味を言われたエコーネスのストレスレスチェア を持って行きました。これは、ノルウェーに頻繁に出張に行っているころによく行っていたオールスンド(Aalesund)のショールームやで欲しいと思っていた椅子で、代理店だったシモンズから直販に交代するというタイミングで大安売りしていたときがちょうど家の新築時で、思い切って買ったのですが、嫁はんには「こんな椅子、場所とるだけ」とさんざん言われていました。替わりに嫁はんにはマッサージチェアを買ってもいいと伝えています。

月曜日の昼から家電製品の買い出し。冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、オーブントースター、テレビを買うべく秋葉原へ。とにかくカネが飛んでいく。冷蔵庫は170リットルタイプが売り切れていたほかは、型落ちで安くなっている洗濯機。東京の方は値切らないそうですが、根っからの大阪人としては、当然値切りです。もともと7リットルの洗濯乾燥機なんて買う気ゼロでしたが、欲しいと思っていたもう少し小さいタイプの製品に「お湯とり機能」がないことが判明。そこで、安い機種を探すと、これが案外安い。「これ、こっちの製品のほうが機能が多いのに安いんですか?」という疑問からスタート。「値入が安い」とか適当なことを言うので、おもむろにカタログチェック。カタログに載っていない。「これ型落ちですやん。ほんならもうちょっと安せな」という一言で下げました。あとは、どれだけネゴしても安くならず、冷蔵庫に至ってはメーカー欠品なので無理とのこと。テレビは32型なんて買う気さらさらなかったが、これもなぜか4万円台で出ている製品があって、お持ち帰りでネゴするがこれも交渉不成立。まあ、22型よりも安いんでいいか、って思って買いました。

そして、これは家族には内緒ですが、いままで大学院時代も安物のデスクチェアで我慢して、腰痛に耐えて論文を書き上げました。何度か嫁はんの許可を得て4万円ぐらいのチェアを買う機会はあったのですが、我慢していました。単身赴任が決まってから、いままでどうしても手が出なかったハーマンミラーのアーロンチェアを買おうと決意していました。しかしネットで14万円弱はするこのチェアを買うのに躊躇していたところ、これの廉価版のアーロンチェアライトなら9万円弱と5万円ぐらい安い。前傾姿勢固定機能と肘掛調整がないだけなので、思い切ってAサイズ(小さい型)をネットで注文。 チェアなんて3千円ぐらいからあるのに、なぜ9万円か?やはり、よい椅子は疲れないからです。エコーネスはいい安楽椅子ですが、一人になって勉強できる環境なので、思い切って仕事感覚で打ち込めるものを購入してしまいました。一生ものと思います。

火曜日28日は、午前中は家電製品搬入(冷蔵庫は来週)して、カーテンを買いにカーテンの問屋をネットで探して訪問。既製品を買うのもオーダーするのもさほど値段が変わらないので、オーダーすることに。幅260cmx高さ210cm、135x110がそれぞれ1枚、90 x 90が2枚必要で、レースとカーテンで35,000円ほど。新築した時は1階リビングとダイニングだけで10万を軽く超えた。既製品のサイズを探してもらったがぴったりとしたものがなく、採寸に来てもらって作ってもらうことにした。

あとは、家具探し。家具は、ロンドン時代から御世話になり続けて20年になろうとしているIKEA(イケア、我が家では英語流でアイキア=「キ」にストレス と言っております)しかない。ロンドンでスーパーマーケットも閉まっている日曜日に唯一店を開けていたのがNorth Circular Road沿い、TESCOの横、NeasdenのTube近くのIKEAでした。そりゃ日本製の素晴らしい家具がよいのはわかりきっている。しかしIKEAの家具にするのは理由がある。
(1)本棚の素晴らしさ
IKEAのロングセラー本棚であるビリー。おそらく強度と値段を考えると一番パフォーマンスが高い。ロンドン、シアトル時代から使っている本棚5機、それと日本で購入した2機がそれぞれ自宅で活躍中です。 リビングには日本製の立派なのを新築時に入れていますが、それ以外はすべて本棚はこのシリーズにしている。
(2)デザインが許容範囲
シンプルなので許容範囲です。安いのはもっと安い製品を探すこともできますが、チャチでプアな感じがする。IKEAだと、それが薄まっている感じはします。
(3)リーズナブルな価格
決して最安値ではないが、そこそこ安い。耐久性とそこそこのデザインを考えると、リーズナブルである。

実は、家を探すときに、収納スペースが多いことと廊下があることを意識して探していました。廊下があれば奥行28cmのビリーなら展開できると思ったからです。そして、そういう家に住むことになり、IKEAの家具を入れまくっています。

BILLYシリーズの幅80cm x 高さ202cmを2機、食器棚代わりに40 x 202に扉をつけて1機。
箪笥としてPAXシリーズの幅100cm x 高さ 202cm x 奥行37cmに扉をつけて、ハンガーユニットやバスケットユニットをつけたものを購入。
ベッドは、狭い部屋の有効活用を考慮してロフトベッドにする。Tromsoeというシステムがあったので、これにマットレスを組み合わせて購入。これでベッドと机が一気に解決。外国のユニットのほうが1階の天井が高い(164cm。日本製は 140cm台が中心)ので使いやすい。

IKEAでは、全部自分でピックアップ(これで2,980円の節約)。これがいつも疲れる。普段は嫁はんがいるので苦労しないが、一人でやると疲れる。宅配サービスに出すと全部で280kg。疲れるはずです。製品は全部フラットパックなので、家で組み立てが必要です。IKEAなら付属の六角レンチ、ねじまわし、金槌があればほぼすべての組み立てはできるので、心配はしていません。

一旦大阪にも戻って、30日夜には東京に赴任し、1日朝から新しい職場に着任です。2日は家具類の集中搬入日にしています。

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