2010年6月19日土曜日

まだまだ続くMBA

私は2009年9月に修了しましたが、まだまだゼミが続いています。

9月に修了できたのが14名中10名、2名は翌年3月に修了したのですが、後2名が仕事の関係などで休学していたので、この8月に修論を出す予定になっています。ですから、修了してからも月に1回のペースでゼミが開かれています。このゼミが非常にいい刺激になっています。MBAのころ、特にプロジェクトやゼミでは脳みそに汗をかきまくっていましたが、修了するとそういう機会が少なくなりますし、会社の付き合いが中心になる中で、全く会社と関係ない仲間とともに考える時間が取れることは素晴らしいことと思います。

それと神戸のいいところは、ゼミだけでなく、ほかのつながりも持続できるところだと思います。先週は、本来はゼミが予定されていましたが、小川先生のゼミに一橋の楠木先生が登場するというので、小川先生にお願いして参加させてもらいました。こういう機会はなかなか普通では形成できませんね。

そして、楠木先生が火付け役で、小川先生がお勧め、そして金井先生もその輪に入ってきている本が、吉原英樹(1988)『「ばかな」と「なるほど」:経営成功のキメ手!』同文舘出版、いわゆる「ばかなる」(楠木先生命名)、それと、吉原英樹、安室憲一、金井一頼(1987)『「非」常識の経営』東洋経済新報社の2冊です。 1980年代後半、つまりプラザ合意の円高不況からバブルへの道、その時代にサラリーマン生活をはじめた私としては、この本に掲載されている事例の香りがいかにも香ばしくって、そっちのほうに気を取られてしまいます。これから読み進めていきたいと思います。こういう本は、我々では気づきません。先生たちに感謝!

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